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ロータス72Cの思い出
ヨッヘンリント
中学に上がる頃、映画ポールポジションで事故死の後にチャンピオンになったことを知り、無性にロータス72Cが欲しくなりました。

何ヶ月か考えた末、出した答えは小学生の時に作ったロータス72Dをベースにゴールドリーフロータスからオイルタンクやオイルクーラを調達し、デカールはゴールドリーフロータスのをもう一枚入手すれば作れるかなと思い立ちました。デカールは行きつけのもう一つの模型店 正雀模型のお兄さんがストックを持っていたので譲ってもらえました。

一番の難題は3連のウイングでした。翼端板は72Dの形状が似てるのでそのまま利用するとして、3枚のウイングをどうするか?でした。

プラ板や木材から作ることも考えましたが、お金もかかるし道具も無い、紙や粘土、パテでは強度が保てない、安くて簡単にできる方法はないか考えて、ひらめいたのはUCCコーヒーの缶を鉄ノコで切り開きあて木をして金槌で丁寧に平らにしたものを、カナギリバサミでウイングを展開した形の長方形に切り出して定規をベンダーがわりに折り込んで何とかウイングらしい形の物体を3つ作成しました。コーラのアルミ缶でも良かったのですが強度にこだわってたのだと思います。

作成の後は接着ですが、板をまるめたウイングには接着面がありません。ここで紙粘土を両端に詰め込んで乾燥させた後、当時高価だったアロンアルファで翼端板と接着させ最後に赤のスプレーで塗装しました。

次に苦労したのはフロントノーズのブレーキ冷却ダクトの穴あけと成型で、アタリをつけてドリルでくり抜きヤスリで少しづつ形にします。ウイングの余りの金属板でダクトの形(逆三角形)をつくり裏からアロンアルファで接着しています。フロントノーズがしまるよう大きさを調整するため、3,4回作り直しました。

塗装も結構苦労して、JPSデカールはクリアコートしてないので、テープできれいに外せましたが、ボディ塗装するため一旦バラすのですが結構しっかりエンジンやサスペンションが接着されており壊さないよう時間をかけて丁寧にはづしたのを覚えています。 JPSの成型色である黒が強く、きれいな白、赤になるまで何度も塗り重ねました。今であればホワイトサフや銀で黒を殺してから白を塗装する等あるのでしょうが、当時はそんな知識はありませんでした。


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タイヤが溝なしでデカールも不足してるしリヤウイングも3枚目の間隔があきすぎてますが、中学生の工作なので許して
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キャッチピンがエッチングに見えますが、当時はそんなもの無いのでエナメルで塗っています。爪楊枝で。。。
タイヤが良く見えるショットが無く残念ですが、ファイヤストンと輪郭のラインも金のエナメルを爪楊枝で塗りました。 ?



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タイヤが良く見えるショットありました。すこしはげて傷んでますね!ラインも太いし。。。 ?



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